巻き爪は何科に行けばいい? 爪の食い込み・痛みの原因と治療法まとめ
足の親指の爪がどんどん内側に巻いてきて、歩くたびにズキズキ痛む。靴を履くのがつらい。赤く腫れてきた——巻き爪の症状で悩んでいる方は、実はとても多いです。でも「巻き爪って何科に行けばいいの?」と迷う方も少なくありません。整形外科?皮膚科?それとも形成外科?
巻き爪で受診できる診療科
巻き爪は複数の診療科で対応可能ですが、それぞれ得意なアプローチが異なります。
皮膚科:爪の変形や炎症の診断、軽度の巻き爪に対する保存的治療(ワイヤー矯正、テーピングなど)が中心。爪白癬(爪水虫)が原因の場合は皮膚科が適しています。
形成外科:手術が必要な場合に強みを発揮します。爪母(爪が作られる部分)の処置や、食い込んだ爪を根本的に改善する手術を保険適用で行えます。繰り返す巻き爪や、化膿がひどい場合は形成外科がおすすめ。
整形外科:足の骨格や歩き方が原因で巻き爪になっている場合に、根本的な原因へのアプローチが得意です。
まずはどこでもよいので受診して、状態に応じて専門科を紹介してもらうという流れでも問題ありません。
巻き爪の原因は?
巻き爪の原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なっていることが多いです。
・深爪:爪を短く切りすぎると、周囲の皮膚が爪を押して食い込みが悪化します
・合わない靴:先の細い靴やサイズの合わない靴で爪に圧力がかかり続ける
・歩き方の癖:足の指にうまく体重が乗らないと、爪に正しい力がかからず巻いてくる
・爪白癬(爪水虫):爪が分厚くなり変形して巻き爪を引き起こすことがある
治療法にはどんなものがある?
ワイヤー矯正:爪に医療用の細いワイヤーやプレートを装着し、爪を少しずつ平らに広げていく方法です。痛みも少なく日常生活への支障もほとんどありませんが、矯正には数ヶ月かかります。自費診療になることが多いです。
テーピング・コットンパッキング:軽度の巻き爪であれば、テーピングで皮膚と爪を引き離したり、爪と皮膚の間に綿を詰めて食い込みを和らげる方法もあります。自宅でもできるセルフケアです。
手術(爪母部分切除術):食い込んでいる部分の爪とその下にある爪母(爪を作る組織)を一部切除し、爪幅を狭くする手術です。局所麻酔で15〜20分程度、保険適用で受けられます。再発率も比較的低い方法です。
予防のためにできること
日常生活でできる巻き爪予防のポイントもいくつかあります。
・爪はまっすぐ横に切る(スクエアカット)。角を丸く切りすぎない
・足に合った靴を選ぶ。つま先に1cm程度の余裕があるものが理想
・しっかり足の指を使って歩く。かかとから着地し、指先で蹴り出す意識を
・爪白癬がある場合は早めに皮膚科で治療する
まとめ
巻き爪は「たかが爪」と思いがちですが、悪化すると歩行にも影響する立派な疾患です。軽度なら皮膚科でのワイヤー矯正、重度なら形成外科での手術と、症状に応じた治療法がしっかりあります。痛みを我慢し続けるよりも、一度受診してみてください。
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