「まぶたが重い」は眼瞼下垂のサイン? 自宅でできるセルフチェックリスト

夕方になると目が開けづらい、おでこにシワが増えた気がする、頭痛や肩こりがひどい——これらの症状、もしかすると「眼瞼下垂(がんけんかすい)」が原因かもしれません。眼瞼下垂は、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)やその腱膜がゆるんで、まぶたが正常な位置まで上がらなくなる状態のことです。

加齢に伴って徐々に進行することが多く、「年齢のせいかな」で見過ごされやすいのが厄介なところ。でも実は、形成外科で保険適用の手術ができる症状です。まずは以下のチェックリストで、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

眼瞼下垂セルフチェック

以下の項目に当てはまるものが多いほど、眼瞼下垂の可能性が高くなります。

□ 夕方になるとまぶたが重くて目が開けにくい
□ 無意識におでこの筋肉を使ってまぶたを持ち上げている
□ おでこのシワが以前より深くなった
□ 上まぶたがまつ毛にかぶさっている
□ 黒目の上半分がまぶたに隠れている
□ 眉毛の位置が以前より上がった気がする
□ 慢性的な頭痛や肩こりがある
□ 人から「眠そう」と言われることが増えた
□ コンタクトレンズを長年使っている(ハードレンズは特に注意)
□ 二重の幅が広くなった、または三重になった

3つ以上当てはまったら受診を検討

上のチェック項目に3つ以上当てはまる方は、一度形成外科か眼科で相談してみることをおすすめします。とくに「おでこの筋肉でまぶたを持ち上げている」という自覚がある方は、眼瞼下垂が進んでいる可能性があります。

眼瞼下垂の主な原因

もっとも多いのは加齢による腱膜のゆるみです。まぶたを開ける筋肉と瞼板(まぶたの骨組みのような組織)をつなぐ腱膜が薄くなったり外れたりすることで、力がうまく伝わらなくなります。

それ以外にも、ハードコンタクトレンズの長期装用が原因になることがあります。レンズの出し入れでまぶたを引っ張る動作が毎日繰り返されるため、腱膜に負担がかかるのです。若い方でもコンタクト歴が長い場合は注意が必要です。

また、生まれつきまぶたを上げる筋肉の力が弱い「先天性眼瞼下垂」もあります。お子さんのまぶたが左右で大きく違う場合は、早めに専門医に相談してください。

治療は保険適用?

眼瞼下垂の手術は、視野障害など機能的な問題がある場合には保険適用となります。形成外科での手術が一般的で、腱膜を短縮してまぶたの開きを改善する「挙筋前転法」が主流です。手術時間は片側30〜40分程度、日帰りで受けられるクリニックも多いです。

費用は3割負担で片側約2万5,000円〜5万円程度。両側でもそれほど高額にはならないので、「見た目がすっきりした」「肩こりが劇的に改善した」と満足度の高い手術のひとつです。

まとめ

まぶたの重さは「老化だからしかたない」と諦める必要はありません。眼瞼下垂は形成外科で保険適用の手術が受けられる、れっきとした治療対象です。セルフチェックで気になる項目があった方は、まずはクリニックで一度診てもらってみてはいかがでしょうか。

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