赤ちゃんのあざは治療したほうがいい? 種類別の特徴とレーザー治療の基礎知識

赤ちゃんのあざは治療したほうがいい? 種類別の特徴とレーザー治療の基礎知識

生まれたばかりのわが子の肌にあざを見つけたら、親としてはやはり心配になりますよね。「自然に消えるの?」「治療したほうがいいの?」「いつ頃治療するのがベスト?」——そんな疑問にお答えするために、子どものあざの種類とレーザー治療について基本的な知識をまとめました。

あざの種類と特徴

赤あざ(血管腫):血管が異常に増えることでできる赤い斑点やふくらみです。「いちご状血管腫」は生後まもなく出現し、1歳頃までに急速に大きくなり、その後数年かけて自然に消えていくのが一般的です。ただし、大きさや場所によっては跡が残ることもあるため、早期からのレーザー治療が推奨されるケースもあります。「単純性血管腫(ポートワイン斑)」は平たい赤あざで、自然に消えることはなく、レーザー治療が有効です。

青あざ(蒙古斑・異所性蒙古斑・太田母斑):おしりにある蒙古斑はほとんどの場合、学童期までに自然に消えます。しかし、おしり以外にできた「異所性蒙古斑」や、顔にできる「太田母斑」は自然に消えにくいため、レーザー治療を検討することが多いです。

茶あざ(カフェオレ斑・扁平母斑):レーザー治療で薄くなることがありますが、再発率が比較的高い種類のあざです。

黒あざ(色素性母斑):いわゆる大きなほくろのようなあざで、サイズによっては切除が検討されます。

レーザー治療はいつ始める?

あざのレーザー治療は、一般的に早ければ早いほど効果が出やすいとされています。皮膚が薄い乳児期のほうがレーザーの光が到達しやすく、治療回数も少なく済む傾向があります。赤あざや太田母斑は生後数ヶ月から治療を開始するケースも珍しくありません。

治療は形成外科や皮膚科で行い、保険適用になる種類のあざも多いです。赤あざ(血管腫)、太田母斑、異所性蒙古斑などは保険適用で治療できます。

レーザー治療の流れ

1回の照射時間は数分〜十数分程度で、外来で受けられます。小さなお子さんの場合は、動いてしまう危険があるため全身麻酔下で行うこともあります。治療後は赤みや腫れが出ますが、数日〜1週間程度で落ち着くのが一般的です。あざの種類や大きさによっては複数回の治療が必要で、3ヶ月ほど間隔を空けながら進めます。

親として知っておきたいこと

あざを見つけたら、まずは小児科や皮膚科で「何という種類のあざか」「自然に消えるタイプかどうか」を確認するのが第一歩です。そのうえで治療が必要と判断されたら、レーザー治療の実績がある形成外科や小児皮膚科を紹介してもらいましょう。

「あざがあるから可哀想」と焦る必要はありません。適切なタイミングで適切な治療を受ければ、十分きれいに改善できます。まずは情報を集めて、お子さんにとって最善のタイミングを専門医と一緒に考えてあげてください。

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